➀体ほぐし
前回に続き、足踏みゲームをしました。それぞれの戦法が見え始めたり私への攻撃をしかけてきたりと、距離が縮む活動です。体を動かすこと=脳も心も使うこと。その後の内容がスムーズになります。みんなキャーキャー&ハアハア言って終了~笑
➁10を言ったらいけまテン!ゲーム。
前回から間が空き、ルールを忘れている子が。そこで、覚えている子たちに教えてもらおうとしましたが、伝えようとするところまでいかず。次に、忘れている子達にご指名してもらおうとしましたが、それもうまくいかず。私がいなかったらできる?と聞きましたが、それも嫌だとのこと。結局、私が説明することになりました(笑)こんな時に「うまく言えないかも」と委縮しなくてもいいような、子どもたちの自信を育てていけたらいいなあ~と思います。間違ってもいいんだよ、って。
③トランプ大統領のカツラ作り
・最後の1秒まで手を動かし続ける
・時間内に終わらせようとする
これが大きな目的です。やってることはくだらないように見えますが。
即座に行動する力や試行錯誤できる力を伸ばしたいとの思いで、上記のきまりを伝えました。まだ半分しか作れていませんが、途中までの自分の作品に「目で花丸をつけておこう」「自分が納得できれば、それで良いから」と伝えました。はじめは「できない」と言って隠しながら作っていた子が、自分で花丸をつけた後に「ニコッ」として片付けに向かう姿。自分が自分を認めるって、うれしいことなんですよね。
④言葉の世界に触れる時間
詩を耳で聞くことで想像力を膨らませます。
「くまさん」まど みちお
ヒーリング系のBGⅯをかけながら、仰向けに寝っ転がって詩を聞きます。絵も字もなく、ヒントがない中で、言葉を画像化することはとても高度です。でも、自分の脳でイメージ化することができれば、予想を立てたり、危険を回避したり、より高みをめざしたりすることへつながります。ふだん聞きなれない言葉を耳にしたり、著名な作家さんの感性に触れる、文学の良さを味わうという面も、もちろんあります。
この詩には、冬眠から目がさめて自分が誰だかわからなくなってしまった、ちょっとおとぼけなくまさんが出てきます。とてもゆっくりしたスピードで、2回読みます。読み終えたあとは、ころころしたままの子もいましたし、リラックスしてあくびをする子もいました。うん、良い感じ!